专利摘要:

公开号:WO1992017881A1
申请号:PCT/JP1992/000405
申请日:1992-04-01
公开日:1992-10-15
发明作者:Tsunetoshi Terada
申请人:Tsunetoshi Terada;
IPC主号:G11B27-00
专利说明:
[0001] 明細書 テレビジョン放送番組の録画方法
[0002] 及び後追い録画時の歪解消方法 技術分野
[0003] 本発明は、 テレビジョン (以下、 テレビと略称する) 放送される番組を録画す るに当って、 その内容を判別し、必要な部分だけを録画すると共に、 録画のつぎ 目で画面に歪力発生しないようにした録画方法に関するものである。 背景技術
[0004] テレビ放送される番組を録画するに当って、 不要な部分を除いて必要な部分の みを抽出して録画したい場合がある。 例えば、 その放送が民間放送の場合、 途中 にしばしばコマ一シャルが挿入される力 <、 このコマーシャルを除 t、て録画したい 場合である。
[0005] このような要望に応えるため、 従来方式としては、 テレビ放送電波中に含まれ る音声識別用信号 (2ケ国語、 ステレオ) を利用してステレオ放送の信号を受信 した時に録画中のビデオテープレコーダ一 (V T R) を一時停止させてコマ一シ ャルを除去するようにしている。 これは、 コマ一シャノレ放送の大半がステレオ放 送であることに着目して考えられた除去方法である。
[0006] 上記した如く、 コマ一シャル放送の大半がステレオ放送であもことを利用し、 この部分のみをカツ卜する方法では、 必要な部分のみを抽出して録画するには未 だ不完全であった。
[0007] 即ち、 番組開始を告げるアナウンス、番組途中での 「ここまでの放送はご覧の スポンサーの提供でお送りしました」 等のアナウンス、 番組終了後の次回予告等 コマーシャル以外のものはすべて録画されてしまうからである。 例えば、 タイマ —装置により予約設定時間に録画が開始された時点では、 目的とする番組が 、き なり始まることはまれで、 最初はコマーシャルか番組開始を告げるァナウンスか ら始まるのが普通である。 このアナゥンスは 2ケ国語モードで放送されるから、 ステレオ放送の信号を受信した時に録画中の V T Rを一時停止さる方式では録画 されてしまうことになる。 また、 上述したような番組途中でのアナウンス、 番組 終了後の次回予告も 2ケ国語モードで放送されるので、 従来方式ではこれらも録 画されてしまうことになる。
[0008] このように、 テレビ放送電波中に含まれる音声識別用信号を利用してステレオ 放送の信号を受信した時に録画中の V T Rを一時停止させる従来方式では、 各種 の番組に対応させながら必要な部分のみを抽出して録画することが出来ないとい う欠点があった。
[0009] 又、 上記のようにしてテレビ放送の録画を行う場合、 以前に使用したビデオテ ープを用い、 不必要な部分を巻戻し、 以前に録画された部分に新たに希望するも のを再録画する、 所謂後追い録画が広く行われている。
[0010] 又、 テレビ映画等の放送番組の録画中、上記の如く、 コマーシャル等をカツト するため VT Rを一旦停止させ、 この後、 再録画する場合、 停止信号以後の数コ マ^ ¾の不必要な部分が録画されてしまうため、 再録画開始までに其の部分だけ 巻戻してやる必要が生じ、 一旦録画から停止モ一ドにして巻戻して再び録画モー ドにすると言った手順を踏むことになる。
[0011] ところ力 現在家庭用 V T Rは全てヘリカル 'スキャニング方式を採用してお り、 録再へッドと消去へッ ドとの間にかなりの距離がある。 こ ため、 録再へッ ドと消去へッドとの間の部分のテープに先に録画された映像信号は、 次の録画の 際に消去へッドに消されずに次の映像信号が記録されるのでこの二つの信号の間 で干渉がおこり、 画面に歪が生じる。
[0012] これを防止する方法としては、 フライイング ·ィレース方式と称するもので、 録再へッドの回転ドラム上に消去へッ ドを追加して解決する方法があるが、 コス ト高になる欠点がある。 発明の開示
[0013] 本発明は、 テレビジョン放送番組を録画する時の種々の欠点に鑑みなされたも のであって、 テレビ放送されている番組の内容を正確力、つ容易に判^し、必要な 部分のみの録画を可能にすると共に、 以前に録画された部分に後追い録画するに 際し、 従来のメカニズムに変更を加えることなく、 つながり部の画面の歪の発生 を解消することを目的とする。
[0014] 上記目的を達成するための本発明の第 1の手段は、 テレビジョン放送番組の特 徵ある冒頭部分の音声信号をディジタル量子化して記憶せしめたディジタル信号 による判別用データと、 テレビジョン放送中の電波に含まれる音声信号をディジ タル量子化して得られたディジタル信号によるデータとを比較し、 両データが一 致していると判定されたとき録画を開始するのである。
[0015] また、 第 2の手段は、 テレビジョン放送番組の特徵ある冒頭部分の映像信号を ディジタノレ量子化して記憶せしめたディジタル信号による判別用データと、 テレ ビジョン放送中の電波に含まれる映像信号をディジタル量子化して得られたディ ジ夕ル信号によるデータとを比較し、 両デ一タが一致していると判定されたとき 録画を開始するのである。
[0016] また、 第 3の手段は、 テレビジョン放送電波の映像信号をサンプリングしてデ ィジ夕ノレ量に変換し、 テレビジョンの 1フレーム分に相当するディジタル信号に よるデータとその次に続いて入ってきた 1フレーム分のディジタノレ信号によるデ —夕とを同一位置におけるそれぞれの画素ごとに比較してその相関値を求め、 各 画素ごとの相関値を 1フレーム分合計した値をフレーム間ごとに順次算出し、 そ の値が映画フィルムである場合の相関値変化ノ、'ターンに合致しているか否かを判 定し、 合致していると判定されたとき前記映像信号を出力して真正な映像部分を 検出するようにしたものである。
[0017] また、 第 4の手段は、 ヘリカル 'スキャニング方式の V T Rにおいて、 以前に 録画された部分に後追い録画する際に、 固定消去へッドを通過しないで固定消去 へッドと回転ドラム上の録再へッドとの間に位置するビデオテープの部分に以前 に記録された映像信号と次に記録される映像信号との間の干渉により発生する画 面の歪を解消するための方法であって、 再録画開始前に一旦映像信号を無入力と し、 録再へッド.消去へッ ド間のビデオテープ部分の録画を行って、 該部分だけ 巻戻しを行い、 再録画を開始するようにしたものである。
[0018] 更に、 第 5の手段は、 上記再録画開始前の映裱信号の無入力による録画、 該録 画部分の巻戻しは、 録画中は、 録画停止信号により行うようにしたものである。 上記した如く、 本発明に係る第 1の手段或いは第 2の手段を用いれば、 テレビ ジョン放送されて 、る番組の中からコマ一シャル等不要な部分を除いて録画した い希望の番組のみを正確に検出し、 選択録画すること力可能となり、 第 3の手段 を用いれば、 テレビジョン放送されている番組の中から不要な部分を除いた真正 な映画部のみを正確に検出し、 選択録画することが可能となり、 また、 第 4の手 段或 t、は第 5の手段を用いれば、以前に録画された部分に後追 L、録画を開始する 場合、 或いは、所要のものを録画中、 録画を停止して次の録画を開始するとき、 映像信号と次に記録される映像信号との干渉により発生する画面の歪を解消でき る。
[0019] 請求項 1または請求項 2記載の発明によれば、 テレビジョン放送されている番 組の中からコマーシャル等不要な部分を除いて録画したい希望の番組のみを正確 かつ容易に検出して選択録画出来る効果がある。 '
[0020] 請求項 3記載の発明によれば、 テレビジョン放送されている番組の中から不要 な部分を除いた真正な映画部分のみを正確かつ容易に検出して選択録画出来る効 果がある。
[0021] 請求項 4記載の発明によれば、 ヘリカル'スキャニング方式の V T Rを用いて、 以前に録画された部分に後追い録画を開始する場合、 固定消去へッドと回転ドラ ム上の録再へッドとの間に位置しているビデオテープの部分に以前に記録された 映像信号と次に記録される映像信号との干渉により発生する画面の歪を解消して、 画面のつながりをスムースにすることができ.る。 .
[0022] 請求項 5記載の発明によれば、所要のものを録画中、録画を停止して次の録画 を開始するとき、 釦操作その他による録画停止信号により、 録画停止信号以後録 画されて終う不要の録画部分をカツ卜して繫ぎ目の画面に歪を起すことなく次の 録画を行うことができる。 図面の簡単な説明
[0023] 図 1は、 本発明によるテレビジョン放送中の内容判別手順を示すクレーム対応 図;
[0024] 図 2は、 本発明におけるテレビジョン放送中の番組内容を判別する一方法とし て、 第 1の実施例であるテレビジョン放送電波に含まれる音声信号を利用する場 合の判別手順を示すフ口一チャート ;
[0025] 図 3は、 この一連の動作を行わせるための装置のブロック図;
[0026] 図 4は、本発明におけるテレビジョン放送中の番組内容を判別する別の方法と して、 第 2の実施例であるテレビジョン放送電波に含まれる映像信号を利用する 場合の判別手順を示すフローチヤ一ト ;
[0027] 図 5は、 この一連の動作を行わせるための装置のプロック図;
[0028] 図 6は、 テレビジョン放送電波に含まれる音声信号を利用してテレビジョン放 送中の番組内容を判別するに当って、 サンプリングデータと判別用データとを比 較する状態を説明するための概要図;
[0029] 図 7は、 図 6において上側に示すサンブリングデ一タメモリに次の新しいサン プリングデータを入力する状態を説明するための概要図;
[0030] 図 8は、 N T S C方式によるテレビジョンの画面構成を説明するための概要図 図 9は、 テレビジョン放送電波に含まれる映像信号をサンプリングしてディジ タル量子化したデータをストァするフレームメモリの一例を示す概要図; 図 1 0は、 画素ごとの相関値 (画素単位相関値) を 1フレーム分加算して 2つ のフレーム間の相関値を求めるに当って、 サンプリングデータをストアしたメモ リと判別用データをストァしたメモリとを対比するための概要図である; 図 1 1は、 本発明の第 3実施例であるテレビジョン放送中の映画部分の検出手 順を示すクレーム対応図;
[0031] 図 1 2は、 本発明の第 3実施例であるテレビジョン放送中の映画部分の検出手 順の一部を示すフローチャート ;
[0032] 図 1 3は、 図 1 2から続く一連の手順を示すフローチヤ一卜;
[0033] 図 1 4は、 この一連の動作を行わせるための装置のプロック図; 図 1 5は、 サンプリングデータの相関値合計値の小、大をフレーム 0からフレ —ム Nにわたつて比較する状態を説明するための概要図;
[0034] 図 1 6は、 N T S C方式によりテレビジョンで映画が放送される場合の映画フ イルムのコマとテレビジョンフレームとの対応状態を示す概要図;
[0035] 図 1 7は、 N T S C方式によりテレビジョンで映画カ放送される場合における 相関値変化パターンの一例を示す概要図である;
[0036] 図 1 8は、 ヘリカル ·スキャニング方式の V T Rを用いて録画中、 録画を停止 して、 慣性により録画されて終う部分の再録画による画面の歪 解消して、 次の 録画に備えるときの本発明の方法による手順を示すフローチヤ一ト ;
[0037] 図 1 9は、 上記方法を用いるときの V T Rのブロック図である。
[0038] 発明を実施するための最良の形態
[0039] 以下、 本発明の詳細を、 その実施例に基づいて詳細に説明する力 以下の説明 は、先ず、 テレビ放送中の番組内容の判別方法について行う。
[0040] 本発明においては、 テレビ放送中の番組内容を判別する方法として、 テレビ放 送電波に含まれる音声信号を利用する場合と、 テレビ放送電波に含まれる映像信 号を利用する場合の 2通りの手法がある。 図 2は、 その一実施例である音声信号 を利用してテレピ放送中の番組内容を判別する手順を図 1の場合よりも具体的に 示すフローチヤ一トである。 また、 図 4は、別の実施例である映像信号を利用し てテレビ放送中の番組内容を判別する手順を図 1の場合よりもより具体的に示す フローチャートである。 そして、 図 3、 図 5は、 図 2、 図 4に示す一連の動作を それぞれ行わせるための装置のブッロク図である。
[0041] 更に、 図 1 1〜図 1 7は、 映像信号に利用し、 テレビ放送中の映画部分のみを 検出する第 3の実施例を説明するためのものであり、 図 1 2、 図 1 3は、 映画部 分の検出手順を図 1 1の場合よりも詳しく示すフローチャートで、 図 1 3は図 1 2から続く一連の手順を示す。 図 1 4は、 この一連の動作を行わせるための装置 のブロック図である。
[0042] 次に、 これらフローチャート及びブロック図に基づいて上記 3つの実施例を順 次詳細に説明する。
[0043] まず、 テレビ放送電波に含まれる音声信号を利用してテレビ ¾i送中の番組内容 を判別する手法につ L、て説明する。
[0044] テレビ放送中の番組内容をその音声信号を利用するだけで判別出来るのは、 テ レビの映像を見ないでも番組冒頭の音を聞くだけでコマ一シャルから本番組に切 り替つたことを瞬時に判断出来るからであり、 この特徴ある冒頭部分の音声信号 をディジタル量子化してディジタル信号による判別用データとして予め記憶させ ておき、 このデータと、 テレビ放送中の電波に含まれる音声信号をディジタゾレ量 子化して得られたディジタル信号によるデータとを比較することにより、 テレビ 放送中の番組内容を正確かつ容易に判別することが出来る。 即ち、 固有のバック グラゥンド ·ノィズを持った番組や特定のテーマ · ミュージヅクで始まる番組の 特徴ある冒頭部分の音声信号を図 3において 1で示す音声信号サンプリング手段 によりディジタル量子化 (ディジタル量に変換) するとともに、 サンプリングす る (図 2のステップ 1 0 1 ) 。 音声信号サンブリング手段 1として、 例えばアナ ログ Zディジタル ·コンバータを挙げることが出来る。
[0045] そして、 ディジタル量子化されたこの信号を図 3において 2で示す音声データ 記憶手段に判別用データとして予じめ記憶させておく。 例えば、 この場合のデー 夕メモリの大きさを Nとしたとき、 そのメモリには図 6の下側に示すように 0〜 Nまでの判別用データが記憶されることになる。 なお、 判別用データを音声デ一 タ記憶手段 2に記憶させる場合、音声信号サンプリング手段 1は図 3における A 側と電気的に接続されている。
[0046] このように、 テレビ放送番組の固有のバックグラウンド ·ノィズを持つていた り、毎回同じテーマ · ミュ一ジックで始まる等、 テレビ放送番組の開始部分ゃ番 組の切り替わる時に、 その番組独特の特徴を有している冒頭部分における音声信 号をディジタノレ量子化してディジタル信号による判別用データとして予め記憶さ せておいた上で、 テレビ放送中の電波に含まれる音声信号を音声信号サンプリン グ手段 1によりサンプリングするとともに、 ディ ジタル量子化 (ディジタル量に 変換) する。 この場合のデータメモリの大きさも Nとし、 音声信号のサンプリン グを適当な時間単位 (例えば 5 0 0 0分の 1秒) ごとに 1回行ってそのメモリに 図 6の上側で示す 0〜Nまでのデータがサンプリングされるようにする。
[0047] このようにして得られた 1回分のサンブリングデータと音声テ:一タ記憶手段 2 に予めストァされている判別用データとを、 2つのメモリの同一位置で比較する c 即ち、 図 6に示すようにそれぞれのメモリの 0〜Nについてすべて 1対 1の比較 を行う。 そして、 図 3において 3で示す相関値比較手段により 0〜Nにおける個 々の相関値を求め (図 2のステップ 1 0 2 ) 、 さらに、個々の相関値を図 3にお いて 4で相関値加算手段により 0〜N分加算する (図 2のステップ 1 0 3 ) 。 0 〜Nにおける個々の相関値とは、両メモリの同一位置即ち 0〜Nにおける個々の ストア値の差の絶対値であり、 次式で表わすことが出来る。
[0048] 相関値 = I (サンプリングデータ) 一 (判別用データ) I
[0049] なお、 音声信号サンプリング手段 1によりサンプリングされたデータと音声デ 一夕記憶手段 2に予め記憶させてある判別用デ一夕との相関値を個々に求めるに 当っては、 音声信号サンプリング手段 1は図 3の B側と電気的に接続されている。 音声信号のサンプリング、 音声データ記憶手段 2のメモリへのストァを行うに当 つては、 図 3において 6で示すタイミング及びメモリアドレス制御手段によりそ のタイミングが制御される。
[0050] 図 2のステップ 1 0 3において 0〜Nまでの相関値の合計 (相関値合計値) が 得られると、 その値が基準値以下であるか否かを図 3において 5で示す判定手段 により判定する (図 2のステップ 1 0 5 ) 。 相関値合計値が基準値以下であると 判断された場合には、 サンプリングデータと判別用データとの相関が高い (即ち、 両データは一致している) と判断される (図 2のステップ 1 0 6 ) 。 ここに言う 基準値とは、 検出したい音声に相当するデ一タから得られた特定の数値であつて、 そのデータに近似した値として予め設定しておいた数値のことである。
[0051] サンブリングデ一夕が判別用データと一致していると判定されたと言うことは、 今回サンプリングした音声信号がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分であること 力《確認出来たと言うことであり、 この時、 ビデオテープレコ一 ー (V T R) の 録画を開始するようにすれば、 ビデオテープレコーダ一 (V T R) のビデオテ一 ブにコマーシャル等不要な部分を除いた希望の番組のみを録画することが可能と なる。
[0052] なお、 図 2のステップ 1 0 3において相関値合計値を求める場合においては、 サンプリングデータと判別用データがストァされているそれぞれのメモリのスト ァ値を 0〜 Nまですベてにわたつて比較したか否かを確認し (図 2のステップ 1 0 4 ) 、 0 ~Nまですべてにわった比較していないと判断された場合には、 図 2 のステップ 1 0 7へ進み、 メモリの読出しァドレスを 1つ進めた上でステップ 1 0 2へ戻り、 残りの同一位置におけるデータ間め相関値を求める等ステップ 1 0 2以降の手順を踏む。
[0053] —方、 図 2のステップ 1 0 5において相関値の合計 (相関値合計) 力 <基準値以 下でないと判断された場合には、 ステップ 1 0 8へ進む。 このステップ 1 0 8で は、 目標とする回数分のサンプリングが行われたかどうか力判断され、 そのサン プリングが行われたと判断された場合には、 ステップ 1 0 9へ進む。 この場合は、 目標とする回数分のサンプリングを行ったにもかかわらず相関値の合計 (相関値 合計値) 力基準値以下でないということであるから、 今回サンプリングしたデ一 夕は判另 U用デ一夕と一致していないと言うことになり、 ステップ 1 0 9において その判断が下される。
[0054] 逆に、 図 2のステップ 1 0 8において目標とする回数分のサンプリングが行わ れていないと判断された場合には、 図 2のステップ 1 1 0へ進み、 サンプリング デー夕全体を 1つシフトした上でステツプ 1 0 1に戻つて次のサンプリングを行 う。 即ち、前回行ったサンプリングでは、 そのデータと判別用データとを比較し た結果両デ一夕がー致していないと判断されたため、 図 3において 1で示す音声 信号サンブリング手段により前回と同じ時間単位で次の新し、、音声信号をサンプ リングし、 その信号がテレビ放送番組の特徴ある冒頭部分に相当するものである か否かを判断する。 このサンプリングを行うに当っては、 図 7の下側に示すよう にサンプリングデータメモリにおける 0〜Nの位置に前回ストァされたサンプリ ング値 S O〜S Mを 1っシフ卜して古いデータを捨て、 その空いた所に次の新しい データを入力するようにする。 そして、前回と同様 2つのメモリの同一位置にお いてサンプリングデータと判別用データ (音声データ記憶手段 2にストァされて いる) とを比較する等、 図 2のステップ 1 0 2 ~ 1 0 5の手 を踏む。
[0055] この度のサンプリングにおいて相関値の合計 (相関値合計値) が基準値以下で あると判断されれば、 この度サンプリングした音声信号によるデ一タカ判別用デ 一夕と一致していると判断することが出来る (図 2のステップ 1 0 6 ) が、 依然 としてその判断結果が出な 、場合にはその結果が出るまで新し I、音声信号を単位 時間ごとにサンプリングし続ける。 これらの場合におけるサンプリングは、 前回 の場合と同様サンプリング値をいずれも 1つづつシフトして古いデータをその度 ごとに捨て、 その空いた所に次の新しいデータを入力することを繰り返して行う。 このように、 テレビ放送中に電波に含まれる音声信号をサンプリングしながら そのデータと音声データ記憶手段 2に予めストアされている判別用データとを比 較することにより、 送られて来た音声信号がテレ^送番組の 徵ある冒頭部分 に相当するものであるか否かを判別することが出来る。
[0056] 次に、 テレピ放送電波に含まれる映像信号を利用してテレビ放送中の番組内容 を判別する手法について説明する。
[0057] 現在日本で使用されているテレビ放送電波の映像信号は N T S C方式 (Nation al Television System Co誦 itteeで定められた方式) によるものであり、 この信 号を図 5において 1 1で示す映像信号サンプリング手段によりディジタル量子化 (ディジタル量に変換) するとともに、 サンプリングする。 映像信号サンブリン グ手段 1として、 例えばアナログ Zディジタル;コンバータを挙げることが出来 上記 N T S C方式とは、 送信側で画像を光の信号に変え、 そ を電波で送信す る方式であって、 テレビの 1フレーム (1画面) は図 8に示すように合計 5 2 5 本の走査線の配列で構成されるが、送信側の撮像と全く同じ送 ·受像を得ること 力出来るように映像信号と共に水平 ·垂直同期信号が送信されている。
[0058] この水平 ·垂直同期信号のうち、水平同期信号は 5 2 5本の走査線のそれぞれ の先頭位置を示す信号であり、垂直同期信号はテレビの 1フレーム (1画面) の 先頭位置を示す信号である。従って、 例えば図 5において 1 2で示す水平垂直同 期信号検出手段により垂直同期信号が検出されると、 明るさの異なる光点は図 8 において走査線 0で示すように画面の左上端から右側へと水平方向に移動する。 そして、 水平垂直同期信号検出手段 1 2により水平同期信号が 出されると、 図 8において走査線 1で示すように光点は画面の 1つ下の先端 (左端) に移り、 そ の後は先程の場合と同じよ όに順次右側へ移動する。 N T S C方式ではこれを 5 2 5回繰り返し、 走査線が 5 2 5本描かれる 1フレームと (1画面) 力構成され るようになっている。 そして、 次の垂直同期信号が検出されると、 次の新たなフ レーム (画面) が始まり、 先程の場合と同じようにして次のフレーム (画面) が 構成されることになる。 N T S C方式ではこの画質構成を 1秒間に 3 0回繰り返 す。
[0059] このような形で映像信号が次々と送信されて来るが、 コマ一シャルから本番組 に切り替つた際の特徴ある冒頭部分の映像信号をディジタル量子化してディジタ ル信号による判別用データとして予め記憶させておき、 このデータと、 テレビ放 送中の電波に含まれる映像信号をディジタル量子化して得られたディジタル信号 によるデータとを比較することにより、 テレビ放送中の番組内容を正確かつ容易 に判別することが出来る。 即ち、 番組の特徴ある冒頭部分である最初の垂直同期 信号が水平垂直同期信号検出手段 1 2により検出されると (図 4のステップ 2 0 1 ) 、 その 1フレーム分の映像信号を図 5において 1 1で示す映像信号サンプリ ング手段によりディジタル量子化 (ディジタル量に変換) するとともに、 サンブ リングする (図 4のステップ 2 0 3 ) 。
[0060] そして、 ディジタル量子化されたこの信号を図 5において 1 3で示す映像デー タ記憶手段に判別用デ一タとして予め記憶させておく。 この映像デ一タ記憶手段 1 3として例えば図 9に示すようなフレームメモリを挙げることが出来、 1フレ ーム分のデータは 1つのフレームメモリの各画素ごとにストァされる。 ここに言 う画素とは、 図 9におけるフレームメモリの各析目のことであり、 テレビのフレ ーム (画面) の走査線上における各光点と対応する画素にそのデータが次々とス トァされて行く。 例えば、 走査線 0における X方向の点 0のデータはフレームメ モリの m = n = 0、 即ち図 9における座標 ( 0 , 0) の画素にストァされる。 走 查線 0におけるその後のデータは m= l , 2、 即ち図 9における座標 (1 , 0) , ( 2 , 0 ) と言うように Y方向の座標 0上に位置するそれぞれの画素に 1個づっ 順次ストァされる。 上記信号を m個サンプリングした後、 水平垂直同期信号検出 手段 1 2により水平同期信号が検出されると、 次のデータはフレームメモリの m = 0 , n = l、 即ち図 9における座標 (0 , 1 ) の画素にストアされ、 以降 X方 向に m個サンプリングする。 そして、 水平同期信号を検出するたびに、 Ϋ方向を 1づっ進めて 1つのフレームメモリのすベての画素にデータをストァする。
[0061] このようにして番組の特徵ぁる冒頭部分から始まる 1フレーム分のデータのサ ンプリングとフレームメモリへのストアが行われる。 即ち、 1フレーム分のこの デ一夕は判 SIJ用データとして図 1 0において 1 0で示すフレームメモリに予め記 憶されることとなる。 なお、判別用データを映像データ記憶手段 1 3に記憶させ る場合、 映像信号サンプリング手段 1 1は図 5における A側と電気的に接続され ている。 '
[0062] 一方、 1フレーム分のデータを判別用データとしてフレームメモリ 1 0に予め 記憶させた場合と同じょうに、 テレビ放送中の電波に含まれる映像信号を映像信 号サンプリング手段 1 1により 1フレーム (1画面) 分サンプリングするととも に、 それをフレームメモリにストアする。 即ち、 図 4においてステップ 2 0 1で 示すようにテレビ放送中の番組である 1フレーム (1画面) の先頭信号を示す垂 直同期信号が水平垂直同期信号検出手段 1 2により検出されると、 そのデータの サンプリングを開始する (図 4のステップ 2 0 3 ) 。
[0063] そして、 1フレーム分のこのサンプリングデータと、 映像データ記憶手段 1 3 に記憶させてある上記判別用データ (図 1 0において 1 0で示すフレームメモリ にストアされている) とを、 同一位置におけるそれぞれの画素ごとに比較してそ の相関値を求める。 ここに言う相関値とは、 サンプリングデータとフレームメモ リ 1 0との同一位置である画素 (X, Y) におけるストア値の差の絶対値であり、 次式で表わすことが出来る。
[0064] 1画素相関値 = Iサンプリング値一フレームメモリ値 I
[0065] この相関値は図 5において 1 4で示す画素単位相関値検出手段により検出する ことが出来る。 画素単位相関値を求めるに当っては、 映像信号サンプリング手段 1 1は図 5における B側と電気的に接続されている。
[0066] なお、 入力された映像信号のサンプリング、 フレームメモリへのストア及ひ ¾ 素単位相関値の検出を行うに当っては、 図 4においてステップ 2 0 2に示すよう にフレームメモリ 1 0のアドレス m, nのデータを予め読み出す手順を踏む。 そ のタイミングは、 図 5において 1 7で示すタイミング及びメモリアドレス制御手 段により制御される。
[0067] 次に、 求められた画素ごとの相関値 (画素単位相関値) を図 Sにおいて 1 5で 示す画素単位相関値加算手段により 1フレーム分加算して、 即ち m x n個合計し て 2つのフレーム間の相関値を求める (図 4のステップ 2 0 5、 2 0 6 ) 。 2つ のフレーム間の相関値を合計した値 (相関値合計値 S ) は下記の数式で表わすこ とが出来る。
[0068] 相関値合計値 S
[0069] ∑ ·∑ Iサンプリング値 (X, Y) —フレームメモリ値 (X, Y) この相関値合計値 Sの小、大を図 5において 1 6で示す判定手段により判定す る。 この場合において、 相関値合計値 Sが小さいと言うことは、 2つのフレーム 間の相関が高い (画面に差がない) ことを意味し、逆に、 相関値合計値 Sが大き いと言うことは、 2つのフレーム間の相関が低い (画面に差がある) ことを意味 する。 この相関値合計値 Sの小、 大を判定するに当っては、 検出したい画面に相 当するデータから得られた特定の数値を予め設定しておく。 そして、 相関値合計 値 Sと予め設定されたこの数値とを比較し、相関値合計値 Sがこの数値よりも小 さいと判断されたとき、 サンプリングデータと判別用データとの相関が高い (即 ち、両データは一致している) と判断する。
[0070] そして、 図 4におけるステップ 2 0 7において "相関が高い" という判定結果 が出た場合には、 サンプリングデータが判別用データと一致していると判断され (図 4のステップ 2 0 8 ) 、 逆に、 ステップ 2 0 7において "相関が低い" とい う判定結果が出た場合には、 サンプリングデ一タカ绊 IJ別用データと一致していな いと判断される (図 4のステップ 2 0 9 ) 。
[0071] サンプリングデータが判別用データと一致していると判定されたと言うことは、 今回サンプリングした 1フレーム (1画面) 分の映像信号がテレビ放送番組の特 徵ある冒頭部分であることが確認出来たと言うことであり、 この時、 ビデオテ一 プレコーダ— (V T R) の録画を開始するようにすれば、 ビデオテープレコーダ 一 (V T R) のビデオテープのコマーシャル等不要な部分を除いた希望の番組の みを録画するこが可能となる。
[0072] なお、 図 4のステップ 2 0 5において画素単位相関値を加算する場合において は、 1フレーム分すべてにわたってサンプリングした力、否かを確認し (図 4のス テツプ 2 0 6 ) 、 1フレーム分すべてにわたって加算されていないと判断された 場合には、 図 4のステップ 2 1 0へ進み、 メモリの読出しアドレスを 1つ進めた 上でステップ 2 0 2へ戻り、残りの画素部分におけるデータをサンプリングする 等ステップ 2 0 2等以降の手順を踏む。
[0073] この度のサンプリングにおいて相関値の合計 (相関値合計値) 力小さく、 2つ のフレーム間の" 相関が高い" と判断されれば、 この度サンプリングした映像信 号によるデータが判別用データと一致していると判断することが出来る (図 4の ステップ 2 0 8) 、その判断結果が出ない場合にはその結果が出るまで新しい 映像信号を 1フレームごとにサンプリングし続ける。 即ち、 図 4 0における l(h, 102 ·'· 10Μと言うように、 一致しているとの判断結果が出るまで 1フレーム (1 画面) ごとの新しい映像信号をサンプリングし続け、 その度ごとに個々のフレー ムメモリにストァされているサンプリングデータと、 フレームメモリ 1 0にス卜 ァされているデータとを比較することを繰り.返す。
[0074] このように、 テレビ放送中の電波に含まれる映像信号をサンブリングしながら そのデータと映像データ記憶手段 1 3に予めストアされている判別用データとを 比較することにより、 送られて来た映像信号がテレビ放送 の特徵ある冒頭部 分に相当するものであるか否かを判断することが出来る。
[0075] 次に、 テレビ放送電波に含まれる映像信号を利用して、 テレビ放送中の映画部 分の検出を行う場合の実施例について説明する。
[0076] 現在日本で使用されているテレビ放送電波の映像信号は上述した如く、 N T S C方式 (National Television System Committeeで定められた方式) によるもの であり、 この信号を図 1 4において 2 1で示す映像信号サンプリング手段により ディジタル量に変換するとともに、 サンプリングする。 映像信号サンプリング手 段 2 1として、 例えばアナログ Zディジタル'コンバータを挙げることが出来る c 上記 N T S C方式は、 上述したように、 送信側で画像を光の信号に変え、 それ を電波で送信する方式であり、 テレビの 1フレーム (1画面) は図 8に示した如 く合計 5 2 5本の走査線の配列で構成されており、 送信側の撮像と全く同じ送 · 受像を得ることが出来るように映像信号と共に水平 ·垂直同期信号が送信されて いる。 '
[0077] この水平 ·垂直同期信号のうち、 水平同期信号は 5 2 5本の走査線のそれぞれ の先頭位置を示す信号であり、 垂直同期信号はテレビの 1フレーム (1画面) の 先頭位置を示す信号である。 従って、 例えば図 1 4において 2 2で示す水平垂直 同期信号検出手段により垂直同期信号が検出されると、 明るさの異なる光点は図 8において走査線 0で示すように画面の左上端から右側へと水平方向に移動する。 そして、 水平垂直同期信号検出手段 2 2により水平同期信号が検出されると、 図 8において走査線 1で示すように光点は画面の 1つ下の先頭 (左端) に移り、 そ の後は先程の場合と同じように順次右側へ移動する。 N T S C方式ではこれを 5 2 5回繰り返し、 走査線が 5 2 5本描かれると 1フレーム (1画面) 力構成され るようになっている。 そして、 次の垂直同期信号が検出されると、 次の新たなフ レーム (画面) が始まり、 先程の場合と同じようにして次のフレーム (画面) が 構成されることになる。 N T S C方式ではこの画面構成を 1秒間に 3 0回繰り返 す。
[0078] このような形で映像信号が次々と送信されて来るが、水平垂直同期信号検出手 段 2 2により垂直同期信号力検出されると (図 1 2のステップ 4 0 1 ) 、 映像信 号サンプリング手段 2 1により映像信号をディジタル量に変換すると共にサンプ リングし (ステップ 4 0 3 ) 、 サンプリングデータストア手段 3例えば図 9に示 したのと同様のフレームメモリの各画素ごとにストァする。 ここに言う画素とは、 図 9におけるフレームメモリの各析目のことであり、 テレビのフレーム (画面) の走査線上における各光点と対応する画素にそのデータが次々とストアされて行 く。 例えば、 走査線 0における X方向の点 0のデータはフレー メモリの m = n = 0、 すなわち図 9における座標 (0 , 0 ) の画素にストアされる。 走査線 0に おけるその後のデータは m = l , 2、 すなわち図 9における座標 (1 , 0 ) , ( 2 , 0 ) と言うように Y方向の座標 0上に位置するそれぞれの画素に 1個づっ順 次ストアされる。 上記信号を m個サンプリングした後、水平垂直同期信号検出手 段により水平同期信号が検出されると、 次のデータはフレームメモリの m= 0 , n = l、 すなわち図 9における座標 (0 , 1 ) の画素にストアされ、 以降 X方向 に m個サンプリングする。 そして、 水平同期信号を検出するたびに、 Y方向 nを 1づっ集めて 1つのフレームメモリのすベての画素にデータをストァする。
[0079] このようにしてテレビの 1フレーム分のデータのサンプリングとフレームメモ リへのストァとが行われる力 水平垂直同期信号検出手段 2 2により次の垂直同 期信号が検出されると、 次のテレビフレームデータのサンプリングを開始する。 この場合におけるデータも前回の場合と同じょうにフレームメモリの各画素に順 次ストアされるが、 フレームメモリには前回サンプリングしたデータ力入ってい るので、 このフレームメモリに新しいデータをストアするに当っては、 前回サン ブリングした 1フレーム分のデータとその次の 1フレーム分のデータとを同一位 置におけるそれぞれの画素ごとに比較してその相関値を求め、 その後次フレーム の新しいデータをフレームメモリに更新する形で順次ストアする (ステップ 4 0 4 ) 。 ここに言う相関値とは、 フレームメモリの同一位置である画素 (X, Y) におけるストァ値の差の絶対値であり、次式で表わすことが出来る。
[0080] 1画素相関値 = Iサンプリング値一フレームメモリ値 I
[0081] この相関値は図 1 4において 2 4で示す画素単位相関値検出手段により検出す ること力《出来る。
[0082] なお、 データのサンプリング、 フレームメモリへのストア及び画素単位相関値 の検出を行うに当っては、 図 1 2においてステップ 4 0 2に示すようにフレーム メモリのアドレス m, nのデータを予め読み出す手順を踏む。 そのタイミングは 図 1 4において 2 5で示すタイミング制御手段により制御される。
[0083] 次に、 求められた画素ごとの相関値 (画素単位相関値) を図 1 4において 2 6 で示す画素単位相関値加算手段により 1フレーム分加算して、 すなわち m x n個 合計してフレーム間ごとにその相関値を求める (ステップ 4 0 5、 4 0 6 ) 。 フ レーム間の相関値を合計した値 (相関値合計値 S ) は前述した筹 2実施例に示し た数式と同じ数式で表わすことが出来る。
[0084] この相関値合計値 Sが小さいと言うことは、 2つのフレーム間の相関が高い ( 画面に差がない) ことを意味し、 逆に、相関値合計値 Sが大きいと言うことは、 2つのフレーム間の相関が低い (画面に差がある) ことを意味する。
[0085] この相関値合計値 Sの小、大を複数フレーム、 例えば図 1 5に示すようにフレ ーム 0からフレーム Nにわたつて調べ、各フレーム間で比較したそれぞれの値 ( S0〜SN) を図 1 4において 2 7で示す相関値合計記憶手段、 すなわちレジスタに 言己憶させる。
[0086] なお、 ステップ 4 0 6において画素単位相関値が 1フレーム分すべてについて 加算されていない場合には、 ステップ 4 0 7に進み、 サンプリングデータをスト ァすると共に、 フレームメモリの読出位置を 1つづつインクリメントしてステツ ブ 4 0 2に戻り、 加算されてない残りの画素部分における相関値を加算する。 フレーム 0からフレーム Nにわたつて相関値合計値 Sの小、 大を比較した場合 において、相関値合計記憶手段 2 7には N個分のデータが書き込まれることにな る力、所定数揃った相関値合計値を図 1 4において 2 8で示す相関値変化パター ン判定手段により映画フィルムである場合の相関値変化 'ターンに合致している か否かを判定する。
[0087] 映画フィルムである場合の相関値変化パターンは、 図 1 4において 2 9で示す フィルムの場 ¾の相関値変化、·タ一ン記憶手段、.すなわちマイクロコンピュータ のプログラムメモリに記憶させておくものとし、 所定数揃った相関値合計値と映 画フィルムである場合の相関値変化パターンとの比較はこのプログラムメモリに 書き込まれた制御プログラムに従って、 マイクロコンビュー夕の制御部 Dで行う。 なお、 ステップ 408において相関値合計値が Nフレームまで調べられていな い場合には、 ステップ 409へ進み、 フレームメモリ読み出し位置を m = n = 0 にリセッ卜し、相関値合計記憶手段 27 (レジス夕) を 1つ進め、 ステップ 40 1へ戻って残りのフレーム分の相関値合計値を算出し、 その値を相関値合計記憶 手段 27 (レジスタ) に記憶させる。
[0088] ところで、 所定数揃った相関値合計値と映画フィルムである 合の相関値変化 パターンとの比較の手順を説明する前に、 NTS C方式によりテレビで映画が放 送される場合の相関値変化パターンがどのようなものであるかについて説明する。 この相関値変化パターンは、 NTS C方式によりテレビで映画が放送される場合 におけるコマ不足を解消する方式から容易に割り出すことが出来る。
[0089] テレビ方法によって映画を放送する場合、原本となる映画はフィルム上に作製 されており、 そのコマ送り速度は 1秒間に 24コマである。一方、 NTSC方式 によるテレビ放送は 1秒間に 30フレームの速度で放送されている。 すなわち、 NTS C¾¾によるテレビ放送におけるコマ送り速度は 1秒間に 30コマである。 従って、 映画をテレビ放送で放映する場合、 1秒間に 6コマ不足することになる が、 この不足分を埋めるために実際には 4コマ送って 5コマ目 ( 4コマ目の画面 を再度送ることを 1秒間に 6回繰り返して放送している。 これを図 16に基づ Lヽ て説明すると、 映画フィルムのコマ送り速度は 1秒間に 24コマ (0〜23) で あるのに対し、 NTSC方式によるテレビ放送は 1秒間に 30フレーム (0〜2 9)であり、 映画フィルムの 4コマ目 (フレーム番号 3) の画面はテレビフレー ムでは 4コマ目と 5コマ目 (フレーム番号 3と 4) に、映画フィルムの 8コマ目 (フレーム番号 7) の画面はテレビフレームでは 9コマ目と 10コマ目 (フレー ム番号 8と 9) に、 映画フィルムの 12コマ目 (フレーム番号 11) の画面はテ レビフレームでは 14コマ目と 15コマ目 (フレーム番号 13と 14) に、 映画 フィルムの 16コマ目 (フレーム番号 15) の画面はテレビフレームでは 19コ マ目と 20コマ目 (フレーム番号 18と 19) に、 映画フィルムの 20コマ目 ( フレーム番号 19) の画面はテレビフレームでほ 24コマ目と 25コマ目 (フレ ーム番号 23と 24) に、 映画フィルムの 24コマ目 (フレーム番号 23) の画 面はテレビフレームでは 2 9コマ目と 3 0コマ目 (フレーム番号 2 8と 2 9 ) に、 というように 、ずれも相前後するテレビフレームに送られており、 テレビフレー ムにおいては 4コマ目ごとに同じ画面が来ることになる。 すなわち、 フィルムフ レーム 4枚につきテレビフレームでは 1コマ分が補われ、 これを 1秒間に 6回繰 り返して放送することによりコマ不足を解消している。
[0090] 映画フィルムとテレビフレーム間におけるこの比較から明らかなように、 N T S C方式において映画フィルムをテレビ画面に変換した映像は 4コマ目ごとに同 じ画面となる。 すなわち、 テレビフレーム番号で言うと、 3, 4、 8 , 9、 1 3 , 1 4、 1 8, 1 9、 2 3 , 2 4及び 2 8 , 2 9が同じ画面である (換言すると、 相前後するそれらのフレーム間の相関力高い) と言える。 これを相関値に変換し た形でグラフに示すと、 図 1 7のようになる。 すなわち、 図 1 7においてテレビ フレーム番号 3、 8で示すようにその部分の相関値は小さくなる。 また、 図 1 7 には示されていないがテレビフレーム番号 1 3、 1 8、 2 3、 2 8でも 3 , 8の 場合と同じように相関値が小さくなる。
[0091] このように、 N T S C方式によりテレビで映画力《放送される場合には、 絶えず このパターンが繰り返されることになり、 本発明においては、 この相関値変化パ ターンを予め相関値変化パターン記憶手段 2 9に記憶させておき、 テレビ放送電 波の映像信号から算出された相関値合計値 (上述) と相関値変化バタ一ン記憶手 段 2 9に予じめ記憶させてある映画フィルムの場合の相関値変化パターンとを、 マイクロコンビユー夕の相関値変化ノ、·タ―ン判定手段 2 8により調べる。 そして、 テレビ放送における 4コマ目ごとの相前後する 2つの画面が同一であると判定さ れたならば、 この放送は映画であると判定することが出来る。
[0092] 次に、 マイクロコンピュータの相関値変化パターン判定手段 3 8により、 テレ ビフレーム間ごとの相関値合計値とフィルムの場合の相関値変化パターン記憶手 段 2 9に記憶させてある相関値変化パターンとを比較する手順について説明する。 図 1 3に示すように、 ステップ 4 1 0において相関値合計記憶手段 2 7の値を 読み出し、 その値が図 1 7に示すような基準値よりも上であるか下であるかをマ イク口コンピュータのプログラムメモリに書き込まれた制御ブ口グラムに従って 制御部 Dで判断する (ステップ 4 1 1 ) 。
[0093] 相関値合計記憶手段 2 7から読み出されたデータが^ 値以下であると判断さ れた場合は、 ステップ 4 1 4に示すように相関値合計記憶手段 2 7、 すなわちレ ジス夕を 1つ進めてその次の値を読み出す。 そして、 ステップ 4 1 5においてそ の値が基準値以上であると判断された場合は、 ステップ 4 1 6へ進み、 カウンタ をアップさせて相関値が小さいデータの後に続く 4つのデータをカウントする。 ステップ 4 1 7において、 カウンタが 4であると判断された場合には、 すなわち 相関値が小さいデータの次に相関値が高いデータが 4つ続いていると判断された 場合には、 この相関値変化パターンは、 フィルムの場合の相関値変化パターン記 憶手段 2 9に記憶されている変化パターン (図 1 7 ) と同じであることから、 テ レビ放送画面はフィルムであると判定される (ステップ 4 1 9 ) 。
[0094] 一方、 ステップ 4 1 1において相関値合計記憶手段 2 7から読み出されたデー 夕が基準値以下でないと判断された場合には、 ステップ 4 1 2へ進み、 相関値合 計記憶手段 2 7に記憶されているデータを Nまで調べてその中に相関値力小さい ところがないか否かを判断し、 レジスタ Nまで調べたにもかかわらず相関値が小 さいところがないと判断された場合には、 テレビ放送画面はフィルムではないと 判定される (ステップ 4 2 0 ) 0 また、 ステップ 4 1 2においてレジスタ Nまで 調べてないと判断された場合には、 ステップ 4 1 3に示すようにレジスタを 1つ 進めて再びステップ 4 1 0に戻り、 このレジスタのデータを読み出して先程と同 じ手順を踏む。
[0095] ステップ 4 1 5においてデータが基準値以上でないと判断された場合には、 ス テツプ 4 1 8に示すようにカウンタを 0にした上でステップ 4 1 1の判定結果 N 0の手順に戻り、 ステップ 4 1 2からステップ 4 2 0もしくはステップ 4 1 3へ の手 J を踏む。 また、 ステップ 4 1 7においてカウンタが 4でないと判断された 場合には、 ステップ 4 1 4へ戻り、 ステップ 4 1 5以降の手順を踏む。
[0096] このように、 テレビフレーム間ごとの相関値合計値とフィルムの場合の相関値 変化ノ 夕―ン記憶手段 2 9に記憶させてある相関値変化ノ、'ターンとをマイクロコ ンピュ一夕の相関値変化パ夕一ン判定手段 2 8により比較することにより、 テレ ビ放送されている番組が映画であるか否かを判定することが出来る。 そして、 テ レビ放送されている番組が映画であると判定されたとき、 映像信号を出力するよ うにすれば、 ビデオテープレコーダ一 (V T R) のビデオテープに真正な映画部 分のみを録画することが可能となる。
[0097] なお、 上記各判別方法はそれ単独で実施してもよいし、 従来から行われている 音声識別用信号によるテレビ放送番組の部分選択録画方式と組合せる形で実施す るようにしてもよい。
[0098] 次に、 上記した各判別方法により、 録画したい部分だけを検出し、 録画する場 合に於いて、 録画のつぎ目で画面の歪が発生しないようにする録画方法について 説明する。
[0099] 図 1 8は、 ヘリカル'スキャニング方式の V T Rで、希望する対象 (テレビ放 送における映画、 音楽、 スポーツ番組等、 又はダビングの場合の元の録画テープ 等) を録画中、 不必要な対象 (テレビ放送における C M、 又は不必要な録画テ一 ブ部分) の場合、 録画を一時停止して再度の録画に備えるときの本発明の方法に よる手順を示すフローチャートで、 図 1 9はその方法を使用した V T Rのブロッ ク図である。
[0100] 図 1 9において、 4 1は放送受信部等からの映像 Z音声入力を受けるとともに 制御部 4 5からの信号により上記入力信号を入力側 Lと無信号側 Mとに切替える ための入力切替スィツチで、 4 2は該入力切替スィツチ 4 1か ζ>の映像 Z音声信 号を磁気テープ Τに記録せしめる一方、再生時には磁気テーブ Τに記録された信 号を再生して映像 音声信号を出力するための信号記録♦再生回路である。 4 3 は、 V T Rメ力ニズム 4 6の回転へッド 4 6 bやキヤブスタンモーターの回転を コントロールするための回転ヘッ ド、 キヤプスタンモーターコントロールで、 ( キ—ボ—ドなどの) 操作部 4 4における釦操作により駆動される制御部 4 5の C P Uの指令を受けて V T Rメ力ニズム 4 6におけるテープ走行を制御するように なっている。 また、 停止位置記憶メモリ 4 7は、 操作部 4 4における録画停止の 釦操作により制御部 4 5を介してテープ停止位置をメモリ一し、 制御部 4 5は、 該録画停止釦操作による録画停止信号を受けて、 上記メモリ 4 7にテープ停止位 置をメモリ一せしめる一方入力切替スイッチ 41を切替えて映像/音声入力を 0 FFせしめ、 VTRメカニズム 46を駆動して予め設定した時間無信号で録画を 行わしめた後、先にメモリーした録画停止位置にテープ 41を巻戻して入力切替 スィツチ 41を切替え映像 Z音声入力状態とするようにプログラムが組込まれて いる。
[0101] 次に本発明の方法を用いた上記 VTRにより、 希望の対象 (映画番組等) を録 画中一時録画を停止して次の録画に備える場合の手順をフローチヤ一ト (図 18) により説明する。 希望の映画番組等を録画中、 操作部 44の録画停止釦を押して、 操作部 44から録画停止信号を制御部 45におくると、制御部 45は該停止信号 を判断して回転へッド、 キヤブスタンモーターコントロール 43に回転中止の指 令を出し (ステップ S 501) 、 VTRメカニズム 46は該コントロール 43の 制御により停止動作に入る一方、上記停止信号を出したときの磁気テープの停止 位置は停止位置記憶メモリ 47に記憶される (ステップ S 502)。 このとき、 制御部 45の指令により入力切替スィツチ 41ではスィツチを無信号の Mに切替 え映像 音声信号の入力を無入力 (OFF) とし (ステップ S503) 、 制御部
[0102] 45の指令により回転へッ ド、 キヤブスタンモータ一コントロール 43を介して V T Rメ力ニズム 46を駆動するとともに信号記録再生回路 42を介して映像 Z 音声信号を入れない状態で録画を開始する (ステップ S 504) 。 そして予め設 定した時間 (停止信号後の電子回路や機械的慣性のための録画時間で、 消去へッ ド 46 aと回転へッド 46 b間のテープの走行時間を含む時間) を経過したこと を制御部 45で判断して (ステップ S 505) 、 制御部 45からの指令により回 転へッ ド、 キヤブスタンモーターコントロール 43を介し TVTRメ力ニズム 4
[0103] 6の駆動は停止せしめられ、録画は停止される (ステップ S 506) 。 次いで制 御部 45は、 停止位置記憶メモリ 47から読み出した先にメモリ一した録画停止 位置ま.で、 VTRメカニズム 46を回転ヘッド、 キヤブスタンモータ一コント口 ール 43を介して駆動することにより、磁気テ一ブ Tの巻戻しを行い (ステップ
[0104] 5507) 、 入力切替スィツチ 41のスィツチを入力側 Lに切替え、 映像 Z音声 信号を入力 (ON) 状態とし (ステップ S 508)、 さらに回転へッ ド、 キヤプ スタンモーターコントロール 4 3に指令して録画待機状態とする (ステップ S 5 0 9 ) 0
[0105] 上記手順をふむことにより、 録画中、 録画停止釦を押した後、 慣性によりテー ブが走行する部分の、本来 V T Rメカニズム力停止信号を受けて停止するまでに テープが走行して録画されてしまう録画不要部分 (再録画する際の後追 、録画部 分) が無信号で録画され巻戻されるため、 次の録画を行うとき、 録画の信号間の 干渉が起らず画面のつながりの歪をなくし該つながりをスムースにすることがで きる。 上記実施例では、 テレビ放送における映画番組等を録画する場合、 乃至 はテレビ放送でなく既に録画されたテーブからダビングにより録画する場合等で、 録画中、 録画を停止して次の録画に備える場合について説明した力 これに拘わ るものでなく、録画されたテープを任意量巻戻して前の録画に続いて次の録画を 行う場合、 同様に巻戻し位置をメモリ一せしめ、 予め設定時間無信号で録画を行 い、 該部分をメモリ一位置まで巻戻して次の録画を再開するようにして、 つなぎ 目の画面の歪を解消することも可能である。
[0106] 上記のごとく本発明の方法を用いて、 以前に録画された部分に後追い録画すれ ば、 従来後追 ^、録画時に発生していた前に録画した部分と再度録画した部分との 槃ぎ目の画面の歪を解消することができ、 画面のつながりのスムース化に資する ところが大きい。
权利要求:
Claims請求の範囲
1 . テレビジョン放送番組の特徴ある冒頭部分の音声信号をディジタル量子化し て記憶せしめたディジタル信号による判別用データと、 テレビジョン放送中の電 波に含まれる音声信号をディジタノレ量子化して得られたディジタノレ信号によるデ —夕とを比較し、 両データがー致していると判定されたとき録画を開始するよう にしたことを特徵とするテレビジョン放送番組の録画方法。
2. テレビジョン放送番組の特徴ある冒頭部分の映像信号をディジタル量子化し て記憶せしめたディジタル信号による判別用データと、 テレビジョン放送中の電 波に含まれる映像信号をディジタノレ量子化して得られたディジタノレ信号によるデ 一夕とを比較し、 両データカ《一致していると判定されたとき録画を開始するよう にしたことを特徵とするテレビジョン放送番組の録画方法。
3. テレビジョン放送電波の映像信号をサンプリングしてディジタル量に変換し、 テレビジョンの 1フレーム分に相当するディジタル信号によるデータとその次に 続いて入ってきた 1フレーム分のディジタノレ信号によるデータとを同一位置にお けるそれぞれの画素ごとに比較してその相関値を求め、各画素ごとの相関値を 1 フレーム分合計した値をフレーム間ごとに順次算出し、 その値が映画フィルムで ある場合の相関値変化バタ一ンに合致しているか否かを判定し、 合致していると 判定されたとき前記映像信号を出力して真正な映像部分を検出するようにしたこ とを特徴とするテレビジョン放送番組の録画方法。
4. ヘリカル 'スキャニング方式の V T Rにおいて、 以前に録画された部分に後 追い録画する際に、 固定消去へッドを通過しないで固定消去へツドと回転ドラム 上の録再へッドとの間に位置するビデオテープの部分に以前に記録された映像信 号と次に記録される映像信号との間の干渉により発生 る画面の歪を解消するた めの方法であって、 再録画開始前に一旦映像信号を無入力とし、 録再へッド'消 去へッド間のビデオテープ部分の録画を行って、 該部分だけ巻戻しを行い、 再録 画を開始することを特徴とする後追 Vゝ録画時の歪解消方法。
5 . 請求項 4記載の後追い録画時の歪解消方法に於いて、 再録画開始前の映像停 止信号による録画、 該録画部分の巻戻しは、録画中は、録画停止信号により行う ことを特徵とする後追い録画時の歪解消方法。
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法律状态:
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